南水

属性:バラ科ナシ属

南水

甘さ際立つ有望品種

糖度が高い大型の中生の赤なし。比較的に日持ちがするため、贈答にも好まれている。
「豊水」の後継として長野県南信農業試験場で生まれた「越後」と「新水」の交配種。名前の由来は、南信試験場の「南」と新水の「水」から名づけられた。
果重は豊水とほぼ同じくらいで、350~400g。大玉になり、中には500g近くなるものもある。皮がやわらかいため、袋をかけて栽培される。形状は少しボコボコした感じがあるが、果肉の色は雪を思わせる白さで、カットの見た目がよい。糖度は14~15度ほどになり、甘みが強く、酸味が少ない。またやわらかくジューシーさも特徴。貯蔵期間は2週間くらいで「幸水」や「豊水」と比べて日持ちする。出回りは10月で、幸水、豊水に次いでリレー販売も可能。長野県での生産が多い。

POPはコレ!

  • 日持ち抜群。贈り物に最適
  • じゅわ~っと果汁。南信州生まれの甘い奴!

ONE POINTアドバイス

  • 皮が傷つきやすいため、丁寧に取り扱うこと。冷蔵の保存で3か月ほど持つ。

出典

改訂9版 野菜と果物の品目ガイド

発行・発売   株式会社 農経新聞社
写真撮影株式会社 スタジオアトム
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