とうがん

属性:ウリ科トウガン属
とうがん

水分が豊富でヘルシー。デトックス効果にも期待

夏に収穫され、日陰の風通しのよいところにおくと冬まで保存できるため、「冬瓜」という名称がついたといわれる。早生種は小果で偏球のもの、晩生種は大果で長円筒形のものが多い。各地には在来種も残る。最盛期は7月~9月で、冬場は沖縄から出荷され、周年出回る。

POPはコレ!

  • 冷やしておいしい。夏の煮物に!
  • 煮込んでとろん。コンソメスープにも

鮮度の見分け方

  • どっしりと重く、白い粉がふいているものがよい
  • カットものは種がしっかり詰まっているものがよい
  • 形による味の違いはあまりない

最適な保存条件

温度は10℃前後で長く貯蔵できる。家庭での保存は丸ごとの場合は冷暗所で。カットものは、ラップで包み冷蔵庫の野菜室へ。また、皮をむき種を取り出した後、冷凍保存も可能。

栄養&機能性

カリウム、カルシウム、ビタミンC

カリウムはナトリウムを体内に排出する働きがあることから、血圧を下げる効果があるとされている。水分も多いため利尿効果も期待される。

ONE POINTアドバイス

  • たっぷりの湯で下ゆでを4~5分ほどしてザルにあけて冷ましておくと、透明感が増し味もしみやすくなる。

売場づくりのポイント

  • 販売は、大玉種の場合は2分の1、4分の1カットで販売する。切り口の皮部がひび割れしないように注意。

下ごしらえのポイント

  • ワタの部分はスプーンでとる。
  • 皮を厚くむくとやわらかくなりすぎるので、少し青みを残す程度にすると歯ごたえが残る。

★オススメ料理

煮物/吸い物/和え物/あんかけ

【品種紹介】

ミニとうがん

【ミニとうがん】1.5㎏ほどの小型サイズ。家庭で食べきることのできるサイズで人気がある

出典

改訂9版 野菜と果物の品目ガイド

発行・発売   株式会社 農経新聞社
写真撮影株式会社 スタジオアトム
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