ゴーヤー

属性:ウリ科ツルレイシ属
ゴーヤー

暑さを乗り切る栄養たっぷり。苦みは中のワタを取ればOK!

モモルデシンという苦み成分と、青い香りが特徴。好き嫌いが分かれるが、沖縄県では日常的に消費されている。別名はにがうり、ツルレイシ。一般に市場で流通しているのは、ずんぐり型で20cm、長細い型で25~35cm程の群星(むるぶし)。旬は夏で6月~9月に多く出回る。

POPはコレ!

  • 夏だね!卵で苦み抑えてゴーヤチャンプル!
  • 苦い!その成分が胃の粘膜を守ります!

鮮度の見分け方

  • 濃く鮮やかな緑色で、黒い変色がないもの
  • 見た目の割りにずっしりと重い感触があるもの
  • イボが密になっており、硬いもの

最適な保存条件

2日間程度なら常温でも保存可能。ただし、気温が28℃以上になると、熟成が進み黄色くなるので注意。家庭では常温。カットして乾燥させたり、火を通してから冷凍保存してもよい。

栄養&機能性

ビタミンC、カリウム、モモルデシン

モモルデシンは、抗酸化作用をもつサポニン類の一種。コレステロールや老廃物を排出する効果が期待されている。100g中のビタミンC含有量はトマトの約5倍。

ONE POINTアドバイス

  • 種とワタをとった後、水を含ませたキッチンペーパーでくるんでラップし、冷蔵庫で保存すれば、10日間近くもつ。

売場づくりのポイント

  • イボが折れやすく、折れたところから傷んでくるため、手で触るときには注意する。
  • 黄色くなり始めたものは避ける。

下ごしらえのポイント

  • 両端を切り落とし、縦に半分に切って、スプーンを使ってワタをきれいに取り除く。
  • 薄切りにする時は、切り口を下にすること。

★オススメ料理

炒め物/揚げ物/煮物/和え物

【品種紹介】

白ゴーヤー

【白ゴーヤー】小ぶりで果皮が白く、苦みが少ない。サラダなどの生食にも向く

出典

改訂9版 野菜と果物の品目ガイド

発行・発売   株式会社 農経新聞社
写真撮影株式会社 スタジオアトム
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