らっきょう

属性:ユリ科ネギ属
らっきょう

漬物レシピは販売に必須!

ユリ科の鱗茎で、独特の刺激臭がある。塩漬け、または甘酢漬けとして加工品が周年出回っているが、5月~6月には生らっきょうが出回る。主要品種は分球が少なく肥大のよい「らくだ」など。花も食べることができる。

POPはコレ!

  • 鮮度が命!すぐに漬けて
  • 炒め物の隠し味に!

鮮度の見分け方

  • 外皮に傷がなく、丸みを帯びているもの
  • 白色で粒が揃っているものがよい
  • 洗い物は、光沢のあるものがよい

ONE POINTアドバイス

  • 泥付きの方が味がよいといわれている。
  • 甘酢漬けは刻んでドレッシングなどの風味づけに。
  • 生をスライスし、かつお節と醤油でもおいしい。

下ごしらえのポイント

  • どの漬け方にも共通する下ごしらえは、泥を洗い、上下を2mmほど切り落としてから、ひと皮むくこと。その後傷まぬように水気をしっかり拭くことがポイント。

★オススメ料理

漬物/塩・甘酢漬け/砂糖漬け/ピクルス

コラム

らっきょうの漬け方

【甘酢漬け 材料と手順】
 ●らっきょう:500g
 ●赤とうがらし(種を抜く):1本
 ●調味液 酢:300㏄
      塩:20g
      砂糖:100g
 ①調味液を煮立たせて冷ましておく。
 ②らっきょうは株がつながっているものははがして、よく洗い泥を落とす。
 ③上下を少しカットし、皮をむく。
 ④キッチンペーパーで水気をよくふき取り、保存びんに赤とうがらしと一緒に入れる。
  冷めた調味液をそそぎ、ラップをらっきょうの上にのせて中ぶた(落としぶた)にし、
  冷蔵庫に入れる。
 ⑤調味液にらっきょうが沈んだら(約3日)ラップをとりのぞき、そのまま1か月ほどで
  食べごろ。冷蔵庫で保存すれば1年間食べることができる。

【しょうゆ漬け 材料と手順】
 ●らっきょう:500g
 ●昆布:5㎝
 ●調味液 醤油:150㏄
      酢:100㏄
      みりん:100㏄
 ①手順は、甘酢漬けと同様で、赤とうがらしを昆布に変えるだけ。
 ※そのほか、(赤とうがらし、シナモンスティック、八角、にんにく、花椒)を
  使用した中華風や、(はちみつ、レモンの皮と汁、赤とうがらし)を使用した
  はちみつレモン漬けなどの応用もできる。売り場では、漬物用の保存びんなどと
  一緒にレシピを置いて季節感のある演出を。

出典

改訂9版 野菜と果物の品目ガイド

発行・発売   株式会社 農経新聞社
写真撮影株式会社 スタジオアトム
  • 大阪市市況情報地図情報における野菜と果物の写真並びに本ページは、大阪市中央卸売市場が株式会社農経新聞社の著作権の利用許諾を受けて複製し、公衆送信を行っております。
  • 本ページの内容の私的利用を除く、無断での複製(印刷・コピー等)・転載・出版・配布(無償を含む)は、書籍発行・発売元で著作権者の株式会社 農経新聞社の著作権の侵害となります。一部引用する場合は、必ず「出典 改訂9版 野菜と果物の品目ガイド」と明記して下さい。
  • ただし、POPの例は売場や企画書などでご自由に参考にできるものとし、出典の記載も不要です。
  • 出典の書籍に、万一、誤植・誤記などがあった場合には修正箇所を株式会社 農経新聞社ウエブサイト(http://www.nokei.jp)で掲載しております。