属性:セリ科セリ属

メジャーな春の七草。鍋やおひたしに使いやすい。
さわやかな香りと歯ごたえが特徴。春の七草として古くから日本人に親しまれ、季節を告げる野菜として、一定の消費がある。品種としては島根みどりなどが主流であるが、在来種も多く、栽培方法も畑栽培や水田栽培など多様。
POPはコレ!
- 鶏だし鍋にピッタリ!きりたんぽの定番
- シャキシャキ食感。香り成分で食欲増進!
鮮度の見分け方
- 葉にハリがあり、緑色の濃いもの
- 葉が黒くなっておらず、みずみずしいもの
- 茎や葉にトロケがないもの
最適な保存条件
0~5℃で保存。家庭では、乾燥しないように根を濡れた新聞紙やキッチンペーパーで包み、ビニールに入れて冷蔵庫の野菜室へ。
栄養&機能性
鉄、カロテン、ビタミンC
鉄は赤血球のヘモグロビンの成分。鉄は体に吸収されにくく、足りないと鉄欠乏性貧血になる。鉄欠乏性貧血は成長期の女性や妊産婦に多い。
ONE POINTアドバイス
- 生の葉は薬味的に使うことができる。
- こまつなやほうれん草などのおひたしに少量混ぜると、食べやすく香りのアクセントにもなる。
売場づくりのポイント
- 根元を揃えて束を作り、下から3分の1くらいで結束する。わら紐など、自然味のある素材もよい。
下ごしらえのポイント
- ボウルの中で茎のつけ根にある泥を楊枝などを使って丁寧に落とし、その後流水で洗う。やわらかく香りがよい根の部分は、捨てずに手で磨くように洗うとよい。
★オススメ料理
炒め物/鍋物/おひたし/雑煮/茶碗蒸し
出典
改訂9版 野菜と果物の品目ガイド
発行・発売 | 株式会社 農経新聞社 |
---|---|
写真撮影 | 株式会社 スタジオアトム |
- ※大阪市市況情報地図情報における野菜と果物の写真並びに本ページは、大阪市中央卸売市場が株式会社農経新聞社の著作権の利用許諾を受けて複製し、公衆送信を行っております。
- ※本ページの内容の私的利用を除く、無断での複製(印刷・コピー等)・転載・出版・配布(無償を含む)は、書籍発行・発売元で著作権者の株式会社 農経新聞社の著作権の侵害となります。一部引用する場合は、必ず「出典 改訂9版 野菜と果物の品目ガイド」と明記して下さい。
- ※ただし、POPの例は売場や企画書などでご自由に参考にできるものとし、出典の記載も不要です。
- ※出典の書籍に、万一、誤植・誤記などがあった場合には修正箇所を株式会社 農経新聞社ウエブサイト(http://www.nokei.jp)で掲載しております。