属性:ナス科トウガラシ属

多様な辛さが魅力。辛味度をわかりやすく表示
辛味種と甘味種があるが、一般的なとうがらしは辛味種を指す。日本国内の主流は鷹の爪だが、地方品種も残り、世界的に多くの品種が存在する。青は未熟なもので、赤が完熟したもの。旬は夏。乾燥させたものが周年出回る。
POPはコレ!
- 辛さが夏にぴったり。カプサイシンで代謝UP!
- 生の時期はいまだけ!ビタミンCも豊富です
鮮度の見分け方
- 色ツヤがよくハリがあるもの
- 硬くなっているものは古いことがある
- 葉つきのものは、葉がピンとしているもの
- 青い未熟果で種の少ないものは辛い
最適な保存条件
温度10℃前後。低温障害を起こすためオープン冷ケースではなく平台がよい。家庭ではしっかりと乾燥させて保存する。ただし、乾燥が不十分だとカビが生えるので、ラップをして冷凍保存がおすすめ。
栄養&機能性
ビタミンC、カロテン、カプサイシン
ビタミンCは免疫力を高めたり、コラーゲン生成を促すビタミンとしても注目される。また、強い抗酸化作用によって過酸化脂質の生成を抑制する働きがある。
ONE POINTアドバイス
- 辛みのもとはカプサイシンで、代謝を促し体脂肪を分解するといわれている。
- 調理後はすぐに手を洗う。目に触らないこと。
売場づくりのポイント
- ヘタの付近にカビが生えやすいので注意。乾燥させる場合は、風通しの良いところに逆さにつるす。
下ごしらえのポイント
- 種の部分が辛いため取り除く。頭を切り落とし、軽く胴をもみ、つまようじなどで削り取るとよい。乾燥とうがらしは、少し水に浸けてから行う。
★オススメ料理
スープ/キムチ/佃煮
【品種紹介】
出典
改訂9版 野菜と果物の品目ガイド
発行・発売 | 株式会社 農経新聞社 |
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写真撮影 | 株式会社 スタジオアトム |
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