しそ

属性:シソ科シソ属
しそ

カロテン豊富な和風ハーブ。1パック使い切る提案を

緑色の青じそ(おおば)は、香りが高く刺身のつまや薬味として利用される。一方、濃赤紫色の赤じそは、梅干しやしょうがの色付けに使われる。つまものとしては、穂じそ、しその実、花穂じそなど。青じその本来の旬は初夏~夏。

POPはコレ!

  • 香りに殺菌効果!生ものに添えて
  • 和風パスタの決め手はコレ!

鮮度の見分け方

  • 緑色が濃く、ヤケがないもの
  • ピンと張っており、ツヤがあるもの
  • 香りの強いものが良品

最適な保存条件

乾燥しないように濡れた新聞紙にくるみ、8℃で保存。家庭ではパックのまま冷蔵庫の野菜室へ。開封した場合は数枚重ねてラップで包み、同様に保存できるが、早めに使いきることが望ましい。

栄養&機能性

カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2

カロテンは体内でビタミンAに変わり、体内の活性酸素を抑える抗酸化作用を発揮するほか、鼻、のど、消化管の粘膜や皮膚などを丈夫に保つ働きがある。

ONE POINTアドバイス

  • 天ぷらにするときは、片面だけに衣をつけ、油に入れる際に、衣がついた面を下にして入れる。
  • 赤じそは塩でもんでアクを出してから漬ける。

売場づくりのポイント

  • 蘇生は、氷水の中に葉が全部つかるように入れ、10分くらいつけたあと、水を十分に切るとよい。
  • 価格、用途に合わせて量を調整。和風つま物コーナーに。
  • 産地でパックされたものは、中身をしっかりと確認。

下ごしらえのポイント

  • 千切りにする場合は5枚ほど重ねて、中心の太い葉脈を切り取り、端からタバコのように巻いてから切ると切りやすい。切った後水に放すとシャキッとする。

★オススメ料理

天ぷら/酢の物/薬味/梅干し(赤)/寿司

【品種紹介】

赤じそ

【赤じそ】梅干しの色付け用に6月~8月に出回る。肉厚で葉が硬く、塩もみして使う

出典

改訂9版 野菜と果物の品目ガイド

発行・発売   株式会社 農経新聞社
写真撮影株式会社 スタジオアトム
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