パプリカ

属性:ナス科トウガラシ属

カラーパプリカ

カラフルで栄養価もあり。生食で人気上昇中

外観、食味、栄養価の3拍子揃った野菜として定着。さまざまな色があるが、赤・黄・オレンジが人気。輸入品が多く、主流は韓国産で6割を占め、次いでニュージーランド産、オランダ産と続く。近年は国内でも生産されるようになった。周年出回る。

POPはコレ!

  • 甘みの黄、酸味の赤、バランスのよい橙
  • 肉厚でフルーティー!簡単スティックサラダ

鮮度の見分け方

  • 色が濃くでツヤがあるもの
  • 全体にハリがあり、肉厚なものがよい
  • ヘタがピンとしており、カビのないもの

最適な保存条件

温度は5~10℃。乾燥によりしなびが発生するが、水滴がついた場合はふき取ること。家庭では、水気をふきビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。

栄養&機能性

ビタミンC、カロテン(黄・オレンジ)、カプサンチン(赤)

ビタミンCは免疫力を高めたり、コラーゲン生成を促すビタミンとしても注目される。またパプリカに多いカロテンやカプサンチンとともに抗酸化作用がある。

ONE POINTアドバイス

  • 黒、茶、紫色のものは、加熱すると緑色に変化するので、色をそのまま使いたい場合は生のままで。
  • 飾りで使う場合は、内側の筋をそぎ取るとよい。

売場づくりのポイント

  • 水分が豊富なためつぶれやすいので、あまり積みすぎないように注意する。
  • 皮のツヤと整った形が見えるよう陳列。

下ごしらえのポイント

  • ヘタをくり抜くときはペティナイフを使うとよい。
  • 皮をむくときはヘタの部分に串を刺して直火で焼き、真っ黒くなったら氷水にとって皮をむく。

★オススメ料理

サラダ/炒め物/和え物/ピクルス

【品種紹介】

カラーパプリカ

【カラーパプリカ】さまざまな色があり、色の違いによって風味が異なる。未熟果の時は全て緑色

パレルモ(イタリアンパプリカ)

【パレルモ(イタリアンパプリカ)】細長く20㎝にもなるイタリアの品種。甘みが強くジューシー

出典

改訂9版 野菜と果物の品目ガイド

発行・発売   株式会社 農経新聞社
写真撮影株式会社 スタジオアトム
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