うど

属性:ウコギ科タラノキ属
軟白うど

和食だけはもったいない!ドレッシングにも好相性

独特の香りとシャキシャキ感が特徴。トンネルなどで軟白栽培する軟化うどが主流で周年出回る。春には露地の盛り土栽培の山うども出回り、2月~4月が最盛期。軟化うどを日光に当てて色付けし、山うどとして出荷する場合もある。

POPはコレ!

  • 葉先は捨てないでお吸い物の香りづけに
  • さっとゆでてシャキシャキごま和え

鮮度の見分け方

  • 株の切り口から穂先まで同じ太さのもの
  • 穂先がピンと張っているもの
  • 茎は白く、芽先とハカマの色が淡いピンクのもの
  • うぶ毛が密に生えているもの

最適な保存条件

常温で2~3日、5℃で5~7日保存可能。家庭では、光に当てないように新聞紙に包み、冷暗所で保存すること。光に当てると変色し、硬くなる。

栄養&機能性

食物繊維、カリウム、ポリフェノール

ほとんどが水分で、細胞の浸透圧の維持に関わるカリウムが多いのが特徴。また、抗酸化作用が期待されるポリフェノールの一種も微量に含んでいる。

ONE POINTアドバイス

  • 炒め物は火を通しすぎると歯ごたえが悪くなるので、手早く仕上げ、葉や先のやわらかい部分は、生のまま天ぷらにするとよい。

売場づくりのポイント

  • 無包装ではしおれ、軟化が進むので、フイルム包装で暗所に保存し、早期販売が基本。

下ごしらえのポイント

  • 4㎝ほどの長さに切り、皮をむく。アクは皮の近くにあるため、切り口の内側の円の部分まで厚めにむき、酢水にさらすと変色を防ぎ、きれいに仕上がる。

★オススメ料理

煮物/酢の物/和え物/サラダ

【品種紹介】

軟白うど

【軟白うど】茎が葉の近くまで白い。トンネルなどの暗所で栽培されている

山うど

【山うど】葉が緑色。軟化うどに比べて香りとシャキシャキ感が強い

出典

改訂9版 野菜と果物の品目ガイド

発行・発売   株式会社 農経新聞社
写真撮影株式会社 スタジオアトム
  • 大阪市市況情報地図情報における野菜と果物の写真並びに本ページは、大阪市中央卸売市場が株式会社農経新聞社の著作権の利用許諾を受けて複製し、公衆送信を行っております。
  • 本ページの内容の私的利用を除く、無断での複製(印刷・コピー等)・転載・出版・配布(無償を含む)は、書籍発行・発売元で著作権者の株式会社 農経新聞社の著作権の侵害となります。一部引用する場合は、必ず「出典 改訂9版 野菜と果物の品目ガイド」と明記して下さい。
  • ただし、POPの例は売場や企画書などでご自由に参考にできるものとし、出典の記載も不要です。
  • 出典の書籍に、万一、誤植・誤記などがあった場合には修正箇所を株式会社 農経新聞社ウエブサイト(http://www.nokei.jp)で掲載しております。