わさび

属性:アブラナ科ワサビ属
わさび

食欲増進、殺菌効果。すりたての良さをアピール

鼻を突く辛みと香気が特徴。山間部の沢や水田で栽培される水わさびの人気が高いが、畑で栽培される畑わさびも、大きさが小ぶりなため扱いやすい。根わさびの本来の旬は11月~翌4月。粉ワサビの原料は、別種のホースラディッシュ。

POPはコレ!

  • おろしたては香りも味も格別!
  • そばやお豆腐がごちそうに変身!

鮮度の見分け方

  • 太さが均一なもの
  • 太めで根がゴツゴツしているものがよい
  • 葉柄や茎に黒い節のあるものは避ける

最適な保存条件

温度は8℃。家庭では、濡れた新聞紙に包んで冷蔵庫に保存すれば、長く持つ。また、根元が水につかる容器にわさびを入れて保存も可能。その場合、定期的に水を換えること。

栄養&機能性

カルシウム、カリウム、ビタミンC

特に目立った栄養がみられないが、香辛野菜としてはカルシウムを多く含む。カルシウムは健全な骨の形成に関わるミネラルで、骨や歯の構成成分でもある。

ONE POINTアドバイス

  • より辛くしたい場合は、おろし板に砂糖・塩などを少しぬってからすりおろすか、おろしてから包丁でたたくと、細胞から辛み成分が引き出される。

売場づくりのポイント

  • 店頭では金属製の容器に氷などを敷いて陳列するとよい。
  • 余らないように必要最少限を仕入れること。

下ごしらえのポイント

  • 茎に近いほど辛みと香りが豊かなため、葉の方からすりおろす。目の細かいおろし板を使い、金属のおろし金を使用した場合は、すぐに他の容器に移す。

★オススメ料理

おさしみ/お茶漬け/わさび漬け

【品種紹介】

葉わさび

【葉わさび】春に出回り、葉や茎を食用とする。塩もみなどで辛みを出す。おひたしや、天ぷら、醤油漬けに

出典

改訂9版 野菜と果物の品目ガイド

発行・発売   株式会社 農経新聞社
写真撮影株式会社 スタジオアトム
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