デコポン(不知火)

属性:ミカン科ミカン属
デコポン(不知火)

特徴的なアタマの凸。高糖度でさっぱりが人気

ヘタの部分が飛び出ている特徴的な形状で、皮がむきやすくジューシー。ポンカンの香りがする。デコポンとはJA熊本果実連の登録商標で、品種は清見とポンカンの交配種である不知火。出回り時期は12月~翌4月で、露地物は3月~4月。

POPはコレ!

  • 高糖度限定のブランドかんきつ!
  • 子供でも皮むき簡単!薄皮ごとパクリ!

市場シェアと出回り時期

デコポン(不知火)の市場シェアと出回り時期

鮮度の見分け方

  • 適度な重量感があるもの
  • 皮が鮮やかで濃い橙黄色のもの
  • 皮にハリがあるもの

最適な保存条件

保存は常温。温度が高い時期は、野菜室に入れて保存する。ただし、冷風に当たると皮のしなびが発生するため、ラップにくるんでおくとよい。

ONE POINTアドバイス

  • 皮をむき、房に分けて冷凍し、ひと口シャーベットにしてもおいしい。

売場づくりのポイント

  • 果皮はやわらかく傷つきやすい。取り扱いには注意する。
  • ハウス物の時期は1 個売りが主体、露地物の時期は3~4個のパック売りで販売する。

Q&A

Q 「デコポン」と「不知火」は、どこが違うの?
A. 日本園芸農業協同組合連合会加盟の農協が出荷する不知火のうち、糖度13度以上、クエン酸1.0%以下の基準をクリアしたものがデコポン。

食べ方のアドバイス

  • 果皮はむきやすいため手でむいて、薄皮ごと食べる。
  • 加工品としてはケーキ・菓子やジュース・ジャム・果実酒として利用されている。

出典

改訂9版 野菜と果物の品目ガイド

発行・発売   株式会社 農経新聞社
写真撮影株式会社 スタジオアトム
  • 大阪市市況情報地図情報における野菜と果物の写真並びに本ページは、大阪市中央卸売市場が株式会社農経新聞社の著作権の利用許諾を受けて複製し、公衆送信を行っております。
  • 本ページの内容の私的利用を除く、無断での複製(印刷・コピー等)・転載・出版・配布(無償を含む)は、書籍発行・発売元で著作権者の株式会社 農経新聞社の著作権の侵害となります。一部引用する場合は、必ず「出典 改訂9版 野菜と果物の品目ガイド」と明記して下さい。
  • ただし、POPの例は売場や企画書などでご自由に参考にできるものとし、出典の記載も不要です。
  • 出典の書籍に、万一、誤植・誤記などがあった場合には修正箇所を株式会社 農経新聞社ウエブサイト(http://www.nokei.jp)で掲載しております。