みょうが

属性:ショウガ科ミョウガ属
みょうが

夏の薬味の定番!焼くなどのレシピも添えて

独特の歯ごたえと香味が特徴で、古来より日本人になじみが深い。一般的なみょうが(花みょうが)と、幼茎を軟化栽培した「みょうがだけ」に大別される。露地物の最盛期は8月~9月。促成栽培により、出荷時期は年々早期化の傾向にある。

POPはコレ!

  • まるごと揚げて天ぷらにも!
  • さわやか香りで夏バテ防止!

鮮度の見分け方

  • 花みょうがは、小ぶりで紅色がきれいなもの。光沢があり、花が咲く前の身のしまったものがよい
  • みょうがだけは、茎が白く葉先が淡紅色のものがよい。茎が茶色や緑のものは、成長しすぎている

最適な保存条件

湿気を持たせ8℃で保存。家庭での保存は、ひとつずつラップで包むか、湿らせたキッチンペーパーで包み野菜室で保存。まるごと冷凍保存も可能。ピクルスや味噌漬けで保存するのもおすすめ。

栄養&機能性

カリウム、カルシウム、マグネシウム

カリウムはナトリウムとのバランスをとり、細胞の正常な活動を保つ。ナトリウムを体内に排出する働きがあることから、血圧を下げる効果があるとされている。

ONE POINTアドバイス

  • 薬味として刻んで冷凍保存も可能。
  • 丸ごと焼いて味噌をつけたり、らっきょう酢につけてもおいしく食べることができる。

売場づくりのポイント

  • 葉にトロケがあるものは、取り除く。
  • 花が咲いているものは取り除き再パックする。
  • 夏場が最盛期なので、鮮度がよい物を仕入れて売りきることを心がける。

下ごしらえのポイント

  • 根元を切り落としてから、輪切り、みじん切り、千切りにする。繊維に沿って千切りにすると、シャキシャキ感が残る。水にさらすとアクが抜ける。

★オススメ料理

甘酢漬け/味噌漬け/天ぷら/汁の実/薬味

【品種紹介】

みょうが竹

【みょうが竹】みょうがの若茎を軟白栽培したもの。旬は春。食べ方はみょうがと同じ

出典

改訂9版 野菜と果物の品目ガイド

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